こんにちは、成瀬です。
今回は、ホームページの新規作成で、進め方やスケジュールについて、知っておきたいことをまとめました。
ホームページを新規で作成する場合、何から始めたらいいか。
もちろん、ホームページの作成を依頼する制作会社を決めるのは、わかっているけど、どのような内容ですすめるのか知っておきたい・・・。
これから、ホームページの新規の作成で、考えておくこと、進め方やスケジュールのことについて、5つの内容を紹介します。
ホームページの作成で、お打合せの場面で、必ず出てくるのがコンセプトの言葉です。私の場合、あまり使わないようにしていますが、ついでてしまい少し恥ずかしい思いがします。
どうしても、若いプランナーやディレクター、営業の方はお打ち合わせや提案書の説明の時などで、必ず出てくる言葉です。
具体的には、
「ホームページの作成で、コンセプトは何ですか・・・。」
「コンセプトは、決まっていますか、ホームページで集客ですか、それとも商品の販売ですか・・・。」
「ホームページのコンセプトを考えて、デザインはどうしましょうか・・・。」
コンセプトを使わないでも、
「どんな、ホームページを作成したいですか。」
「希望するホームページの役割は、集客ですか、それとも商品の販売ですか。」
「ホームページのイメージを共有するために、参考になるホームページを一緒に見てみましょう。」
私が思うホームページ作成の基本は、クライアントと制作者が共に、より具体的なイメージを共有できるかが、重要と考えています。
具体的には、希望するホームページの色合いはどうか、画像写真の見せ方はどうか、トップページの表現方法、動画の編集、ホームページの訪問者の動線はどうかなど、いろいろとあります。
ホームページを作成する目的は、
例えば、当社にはホームページが無いから作成しようと思う。
会社案内のように、自社の営業内容や会社概要を紹介したい。
同業者の中で、ホームページのない会社は、自分の会社ぐらいになったから作ろうと思う。
どなたに、公開したホームページは、見てもらうか、
取引先のクライアントや同業者に見てもらえればいい。
新卒や中途採用の募集のとき、ハローワークの記入欄では紹介しきれないので、会社の内容を詳しく紹介したいから。
新しく取引先を開拓するにしても、ホームページがないと、積極的に営業できないから。
ホームページで提供する商品やサービスは、
例えば、住宅リフォームのお見積もりのお問合せが、ホームページから来るようにしたい。
ネットショッピングのホームページで、商品販売ができるようにしたい。
中古車の査定、廃車買取の査定依頼ができるホームページにしたい。
このように、作成したいと思うホームページのコンセプトは、より目的を明確にしましょう。
ターゲットのユーザーを考えてみましょう。
ターゲットユーザーの考え方は、より具体的に設定します。
年齢層、男性または女性・両方とも、住んでいる場所、職業、家族構成、年収をイメージしましょう。
仮説として検討しますので、より具体的な人物像を想定して、ターゲットのイメージを明確にしてみましょう。
そして、ターゲットのイメージが具体化したら、GoogleやYahoo!、Bingなどの検索エンジンから自社のホームページへ訪れてもらうには、ターゲットを設定した見込顧客や潜在顧客が、どのようなキーワードで入力して検索するのか、Googleのキーワードプランナー、無料で利用できるキーワードリサーチツールのラッコキーワードを利用して確認してみましょう。
例えば、「パソコン教室」と言うターゲットキーワードの場合、
「パソコン教室 学校」、パソコンの学校を探している
「パソコン教室 授業料金」、パソコンの授業料金を検討している
「パソコン教室 住所」、パソコン教室の場所を確認している
また、ターゲットキーワードに地域の要素が加わると、
「札幌 パソコン教室 学校」
「札幌 西区 パソコン教室 授業料金」
「札幌 琴似駅 パソコン教室」などとなります。
このように、ターゲットを設定した見込顧客や潜在顧客が、入力しそうなキーワードを検証してから設定します。
顧客は誰で、自社の提供サービス、自社の商品をGoogleやYahoo!、Bingなどの検索エンジンで入力するときに、どういうキーワードを入力するのか、きちんと検証して考えましょう。
自社のホームページを訪れたとき、ほとんどの場合はトップページに来ています。これは、ホームページの作成で、トップページはSEOとしても非常に強いからです。
ホームページの新規の作成で、注意することは、ホームページの訪問者が「迷わないように」「目的の行先をわかりやすくしてあげる」トップページのバナー設置、キーワードのデザインやレイアウトを工夫することで、ホームページのトップページからセカンドページへの動線を分かりやすくすることが必要です。
もう少し具体的には、通常のホームページは、
トップページ、会社概要、事業内容、営業品目、採用情報、プライバシーポリシー、お問合せフォームなど複数のページによって構成されています。
今回のホームページの目的は、お問合せ、資料請求、サンプル品の配布を通して、将来の見込顧客を獲得する。
このように明確な目的の場合は、ホームページの中でも、ランディングページを活用しましょう。
ランディングページは、通常のトップページと違って、将来の見込顧客、潜在顧客に訴求したい内容や顧客が知りたい情報を、たて長のデザインレイアウト1枚で制作します。
この制作方法は、お問合せや資料の請求などのコンバージョンが増加する傾向にあります。
ホームページには、掲載する写真画像やグラフデータ、エクセルなどの表形式のもの、原稿となるテキストのデータが必要になります。
ワードやエクセル、テキストデータで準備しましょう。
商品紹介ページや商品の取り扱い説明のような場合、動画を製作してYouTubeで公開しましょう。
最近のケースで多いのが、ホームページの新規の作成やリニューアルに合わせて、
「スタッフが撮影した動画を利用して、商品の説明をしたいと思う。」
「車の廃車の手続きや車の廃車処理の流れを、わかりやすいように、動画で紹介したい。」
「季節商品の融雪機、使い方や実際の効果を動画で見せたい。」
これらを事前に用意することで、ホームページの作成がスムーズ進みますので、最初の準備段階から気にかけておきましょう。
また、動画の内容が、少しもの足りないので、スタッフが撮影した動画の編集を依頼される場合が増えてきました。ご希望の方は、当社までお気軽にご連絡ください。
前回もお話しましたが、
1つ目は、テキスト原稿と写真データをワードかエクセルで作成して、ホームページの制作業者に更新作業を依頼する場合があります。
2つ目は、自分たちでホームページの更新作業を行う内容です。この場合、多いケースがワードプレスを利用した更新作業が多くあります。
このように、ホームページの更新作業には2つのケースがありますので、ホームページの新規の作成で、制作を依頼する会社とのお打合せの中で、更新の頻度や更新の費用などついても、双方の行き違いがないように詳細を確認しましょう。
また、ホームページの新規の作成やリニューアルの依頼を受けて、公開した後の多い事例として、よくあることをまとめました。
「ホームページの更新作業は、うちのスタッフがやりますから、大丈夫・・・。」
「ホームページに、少し詳しい社員が会社にいるから・・・。」
「勉強のために、ホームページの商品入れ替えは、営業か業務の者が担当してやらせる・・・。」
これらのお話から、更新作業の役割は、クライアントにて行うこととなりました。
また、当社で年次の運営管理をゴールデンウィークと年末に行うので、ホームページの更新がされていない内容を、定期訪問で伺うとこのようなお話を伺ったりします。
「うちのスタッフ、普段の仕事があるから、あんまり更新やっていないみたい・・・。」
「社員に聞くと、やってみると、少し面倒な感じがするらしい・・・。」
「担当にした社員が、ホームページを公開した後、1ヶ月後にうちを辞めちゃったから、今はそのまま・・・。」
当然お話しとして、社員スタッフは、もちろん通常業務がありますので、なかなかできていないようです。自社で更新を行う場合は、ホームページの更新作業、仕組みを考えて進めるようにしましょう。
今回のタイトル、ホームページの新規の作成で、進め方やスケジュールの内容について、もう一度、確認してみましょう。
1.自社のホームページを新規で作成しようと思ったら、どんな、ホームページにしたいか、全体のイメージ、ホームページのコンセプトを考えましょう。
「どんな、ホームページを作成したいですか、社員スタッフと考えましょう。」
「ホームページのイメージを共有するために、参考になるホームページを一緒に見てみましょう。」
ホームページ作成の基本は、クライアントと制作者が共に、より具体的なイメージを共有できるかが、重要になっています。
2.ホームページのターゲット、訪問する対象と、そのためのターゲットキーワードを具体的に考えましょう。
ターゲットのユーザーを、より具体的に考えて設定しましょう。
年齢層、男性または女性・両方とも、住んでいる場所、職業、家族構成、年収をイメージしましょう。
次は、GoogleやYahoo!、Bingなどの検索エンジンから自社のホームページへ訪れてもらうために、どのようなキーワードで入力して検索するのかを確認してみましょう。
3.だいたいのイメージや方向性、全体のコンセプトが決まってきたら、ホームページに掲載する内容を考えましょう。
ホームページの訪問者が「迷わないように」「目的の行先をわかりやすくしてあげる」トップページのバナー設置、キーワードのデザインやレイアウトを工夫することで、ホームページのトップページからセカンドページへの動線を分かりやすくすることが必要です。
4.前の内容に関連しますが、社員スタッフでホームページに載せる文章や写真を考えて、集めてみましょう。
ホームページには、掲載する写真画像やグラフデータ、エクセルなどの表形式のもの、原稿となるテキストのデータが必要になります。ワードやエクセル、テキストデータで準備しましょう。
5.ホームページの新規の作成で、公開後の運営管理を考えましょう。自分たちで更新作業を行うのか、制作会社に依頼するのか考えましょう。
ホームページの新規の作成で、制作を依頼する会社とのお打合せの中で、更新の頻度や更新の費用などついても、双方の行き違いがないように詳細を確認しましょう。
私の経験から、ホームページは制作して終わりではなく、クライアントと制作者が共通の意識をもって、運営管理して行くことで、ホームページを成長させることが出きると思います。
最後に、以上の記事が少しでも、ホームページの新規の作成で、進め方やスケジュールの内容を考えている方のご参考となればと思います。
有り難うございました。
今回のブログ記事は、成瀬武夫が担当しました。
成瀬武夫のプロフィール
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北海道札幌市中央区大通西15丁目3番地12大通西ビル 8階
代表取締役
エグゼクティブ プランナー
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