昨今のコロナ渦でお家時間が増え、ラジオを聴かれる方が増えてきています。
そろそろ、うちの会社もラジオCMを始めてみようかなと思った方・・・。
「ラジオCMの制作っていくらくらいなのかな・・・。
ラジオの放送を聞いていても、いろいろな種類のCMが流れているし・・・。
ラジオの番組中でも、CMっぽいのが流れたりもするし・・・。
ラジオCMの具体的な制作について教えてください。」
こういった疑問に答えていきます。
当社は、北海道で広告代理店を創業してから20年以上ラジオCMにかかわっています。
ここではラジオCMの種類から予算感、ラジオCM制作時のポイントなどを解説しています。
まずは、ラジオCMの種類についてお話しします。
種類は大きく分けて4つあります。
ラジオCMの制作するものによって費用が変わってくるので、まずはラジオCMの種類を確認しましょう。
A.スポットCM
もっとも、ポピュラーなラジオCMになります。
5秒、10秒、20秒の3種類があります。
一般的に20秒CMが基本で、テレビCMで言う15秒や30秒CMにあたります。
事前にCMの放送時間が分かる線引き(FIX(フィックス))スポットCMと、放送時間がフリーとなっているフリースポットCMがあります。
時報直前に流れる「○○○○が12時をお知らせします」というものも、スポットCMの一つになります。
B.番組提供(タイム)
ラジオ番組のスポンサーとなり、自社の社名が番組の始めや終わりに「株式会社○○○の提供でお送りします(お送りしました)」と流れます。
番組途中に自社のスポットCMが流れるのが一般的です。
番組内に放送されるニュースや天気予報への番組提供のラジオCMは安定して人気があります。
その他にも、コーナー提供や自動車業界に人気がある道路交通情報への提供もあります。
C.ラジオの生CM
番組のパーソナリティが、番組放送中に原稿を直接読んで放送するラジオCMです。
ラジオの生CMはその名前の通り、生放送中に行われるCMなので、月曜~金曜に放送される午前の番組や午後のワイド番組で放送されることが多いラジオCMです。
ラジオCMの秒数は長く、90秒や180秒など、ラジオ局によってそれぞれの種類があります。
生放送という臨場感のなかで行われるので、リスナーへの訴求力が高く、キャンペーンやお問合せを目的としたプロモーションなどにラジオの生CMは効果的とされています。
D.ラジオ中継
番組と現場を繋ぎ、コーナーのようなかたちでラジオの生中継を行います。
主に、出演者とレポーターとの掛け合いで進行します。
会社の事務所やお店の紹介だったり、イベント会場からラジオの生中継中継で盛上りを伝えたりと、様々な用途に対応しています。
電話で出演する電話中継もあります。
A.ラジオ局でCMを制作する
ラジオCMの放送をする局でCMを制作するパターンです。
打合せの中で「素材(CM)は局制作で」というワードが出たら、これに当てはまります。
ラジオCMの背景に音楽を入れることも可能ですが、基本的にフリー音源となります。
(収録当日に、事前に用意されたものの中ら選ぶことが多いです)
メリット
デメリット
B.オリジナルでラジオCM素材を制作する
社名や商品のサウンドロゴ、原稿読みをタレントやプロの声優、オリジナル音源制作など、ラジオ局制作に比べて、自由度は広がります。
メリット
デメリット
前述のラジオCMの種類から、制作費の予算感になります。
価格は目安となっています。
ラジオCMの媒体料金は、各ラジオ局の企画、お薦めプラン、ラジオCMの放送時期によって変動しますので、詳しくは当社へご連絡頂ければと思います。
A.スポットCM(20秒・1本単価)
B.番組提供(タイム)
※放送時間は5分~30分、1番組提供の場合
C.ラジオの生CM(120秒~180秒場合)
D.ラジオ中継(単発の場合)
ラジオCMの媒体費は、基本的にどこの広告代理店を選んでも、代理店制度によって金額に差はありません。(一部、例外はあります)
ラジオCMの制作費で一番変わる部分としては、ラジオCMのプランニング費やラジオCMの原稿作成料、オリジナルCMの制作費などです。
この辺に関しては、広告代理店や制作プロダクションによって違いが出るので、事前に見積もりを依頼して金額を確認しておきましょう。
当社にて、札幌で番組提供のラジオCMを実施する場合は、以下の通りです。
媒体費330,000円+ラジオ局とのスケジュール管理費33,000円+ラジオ原稿費22,000円
=約385,000円より実施が可能となります。
※価格は参考価格です。
※放送内容・ラジオCM企画によって金額は異なります。
A.ターゲットを決める
ラジオ局では、聴取率データというものを定期的に集めており、データでは、年齢層やよく聴かれている時間帯など確認することが出来ます。
CMは自社がアプローチしたいターゲット層に届くのか、検討している番組はどの程度聴かれているのかなど、ラジオ番組の状況を把握するためにも、必ず確認することをおすすめします。
B.放送期間を決める
スポットのラジオCM場合、1クール(3ヶ月)の企画で1回というのが一般的です。
単発でスポットCMを行うことは可能ですが、どうしても単価が高くなってしまうので、多くの場合は企画(1クール)を利用してCMを行うことが多いです。
ラジオの生CMに関しては訴求力が高いので、イベント時の告知や繁忙期に向けた短期間の集中投下、店舗オープンによる告知など場面によって使い分けるのが効果的と言えます。
C.ラジオCM原稿に余裕を持たせる
広告代理店を通してラジオCMを行う場合は、代理店がそのままラジオCM原稿を作成するパターンが多いと思います。
その原稿が出来上がったときに確認したいのが原稿の長さです。
参考例として、20秒CMの原稿についてお話しします。
目安として20秒CMは、90~100文字程度が理想的な長さになります。
まずは貰った原稿を、ご自身が普段話すようなスピードで声を出して読んでみてください。
そして実際に秒数を計測し、20秒ピッタリ位なら、少し文字数が多いかもしれないので、原稿を調整してみましょう。
普通に読んでみて19~19.5秒位で収まるのがいいと思います。
そうすればインパクトを持たせるために原稿に強弱を付けたり、読み手やアナウンサーの方がアレンジを加えてもCM全体に余裕が生まれます。
あえてインパクトを持たせるために、20秒CMを早口で駆け抜けるなど、意図的なコンセプトが無い限り、余裕を持った原稿づくりがポイントと言えます。
今回はラジオCMについて、いろいろと書いてみました。
ここで書いてあることは、あくまでラジオCMにおける基本的な内容です。
これから代理店の方とお打合せやラジオCMをご検討されている状況でしたら、このページの情報がお役にたてればと思います。
ラジオCMについては、今後もいくつか記事を書いていく予定です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今回のブログ記事は、成瀬公哉が担当しました。
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